この連載は江渡浩一郎、落合陽一、きゅんくん、坂巻匡彦が週替わりでそれぞれの領域について語っていく。今回は坂巻匡彦が、「良い音」について考察します。
良い音ってなんだろう
先日、音にまつわる仕事をしている人たちが集まる飲み会がありました。そこにいたのはミュージシャン、オーディオ・メーカーのエンジニアさんなどさまざまな形で音に関わっている人たちです。
そこで話題になったのは音が良いってなんだろうってことです。
たとえばレコードはCDよりも音が良いって言われることが多いですが、数値化できるスペックで見るとレコードはCDよりも劣っていて、むしろ欠点だらけです。ノイズが多くていわゆるS/N比が非常に悪く、再生可能な周波数レンジも狭く、フォノイコライザーを使うことから高音と低音の再現性はとても低いと言わざる得ません。
しかし、僕はレコードの音が大好きです。同じ曲をデジタルとレコードで比べた場合にはレコードの方が好きだと思うことのほうが多いです。
この連載の記事
- 第305回 新規事業の撤退を“負け”にしない方法
- 第304回 企業人としての事業・プロジェクトの終わらせ方
- 第303回 画像生成AIで自作キャラのジオラマアクスタができたぞ〜〜〜!!!
- 第303回 画像生成AIでオリジナルキャラのLoRAができたぞ〜〜〜!!!
- 第302回 「好きな人にSIMは差せますか?」メンヘラとギャルとアイドルが“通信”についてガチで考えた結果【運営レポ】
- 第302回 私の”2年間目標”教えます
- 第301回 人生を変える「2年間目標」の立て方
- 第300回 最新の「Apple Watch」を健康アイテムとして買った 身体というハードウェアがくたびれてきたので
- 第299回 装着式ロボットを組み立てて、撮る
- 第298回 円形のオーディオスペクトラム作ったんですが、Adobe AEの使い方を学ぶよりChatGPTに聞きながらPythonで実装する方がラクでした(個人的に)
- この連載の一覧へ