定番のプレゼンテーション投影
……の前にゲームを表示!
では早速ZenBeam E1を使ってみようと思うが、まずは充電だ。充電には専用の付属ACアダプター約3時間ほどが必要なようだ。
充電後、まず最初にやったのはPowerPointの表示……ではなく、入手して以来、最終的な設置場所が決まらないまま自宅内をあちこち放浪している「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」だった。
USBモバイルバッテリーで動作するニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータとZenBeam E1はなかなかのベストコンビネーションだ。
今回、ZenBeam E1の購入と合わせて買ったのは、前述の細くて柔らかい軽量級のHDMIケーブル以外にももう1つ。折りたたみ式の「パナソニック小型ビューアー用モバイルスクリーン」だった。
![170度くらいしか開かないので、少し逆反りにしたら、スクリーン中央が割れてしまった。現在はダイソーで買った100円の白ビニール絶縁テープでごまかしている 170度くらいしか開かないので、少し逆反りにしたら、スクリーン中央が割れてしまった。現在はダイソーで買った100円の白ビニール絶縁テープでごまかしている](/img/2017/03/01/1081734/l/fbb3307e6031c082.jpg)
170度くらいしか開かないので、少し逆反りにしたら、スクリーン中央が割れてしまった。現在はダイソーで買った100円の白ビニール絶縁テープでごまかしている
折りたたむとA4バインダーサイズでカバンにも収納可能だ。しかし、スクリーンの素材の強度が低く、使用中にスクリーンの真ん中が縦に半分ほど割れてしまった。今は何とかダイソーで買ってきた100円の絶縁白テープでつなぎとめてごまかしている。
ZenBeam E1は内蔵の「オンスクリーンディスプレイモード」時に、本体上面に配置された4つのボタンを操作することで各種設定やその変更が可能だ。
実際に画面設定操作を行なった後、筆者のiPhone 7 PlusからHDMI変換アダプターを経由してZenBeam E1に接続し、PDFファイルの投影を行なってみた。
連続使用90分の最大照度のプレゼンテーションモードなら、少しだけ暗くした部屋で20インチ前後の投影サイズで数人くらいまでのミーティングなら可能だと感じた。
実際にACアダプターを使用しないバッテリー駆動では、最大の明るさは50ルーメンだ(ACアダプター駆動時の最大150ルーメン)。
続いて、シアターモード(少し照度を落とした長時間駆動モード)に切り替え、スマホをYouTubeにつないで、お気に入りのLIVE VIDEOを観てみたが、こちらも合格点だ。
さて、今までは、パナソニック小型ビューアー用モバイルスクリーンのサイズに合わせ、20~23インチ前後の大きさで見ていた。
次は、3.7mの距離で最大120インチまでを表示できるZenBeam E1の実力を見てみたいと思い、我が家の壁面で、家具やそのほかのモノがなく、最低でも80インチ前後を確保できる壁面をなんとか探して、シアターモードで先程と同じYouTubeのライブ映像を投影してみた。
さすがに、リビングルームの天井ライトを点灯させたままでは、内蔵バッテリードライブの50ルーメン以下のシアターモードでは厳しい。室内灯を全部オフった状態では、なかなか快適な映像だった。
悪ノリで、もっと距離の確保できる天井に100インチ近いサイズで映画を投影してみたが、これは寝床での鑑賞にはぴったりな感じ。
しかし、間違いなく筆者は本当に寝てしまいそうで意味がない感じだった。いろいろなソースを試してみたが、結局は当初のニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータに戻り、ゲームになってしまった。
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