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IoTとクラウドの力で都心ドライバーのイライラ解消

IoTで駐車予約や自動決済、コインパーキングの運営支援をドコモが実証実験

2016年06月06日 17時14分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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システム構成図

 NTTドコモは6月6日、コインパーキングの初期投資や運用を低減できる駐車場管理システム「docomoスマートパーキングシステム」を開発。6月13日から実証実験を開始する。

 docomoスマートパーキングシステムは、車の出入庫を検出するIoT機器「スマートパーキングセンサー」、通信モジュールを搭載したゲートウェイ、およびクラウド上の駐車場管理サーバーで構成される。比較的低価格なシステムで有料駐車場を構築できるため、これまで採算が合わないような小規模な土地でも安価かつ短期間にコインパーキングを開設可能となり、空き地の一時的な駐車場活用など都心での駐車場不足の解消に繋がるとしている。

サービス利用イメージ 

 また、専用アプリから事前の空車情報を確認、駐車の予約が可能。さらに利用時間に応じた料金の自動決済など、ドライバー側には駐車場探しや現金の用意といった手間も不要。実証実験では、プレステージ・インターナショナルおよびプレミアモバイルソリューションにシステムがドライバーからの問い合わせや不正駐車の監視などの保守・運用を行ない、コインパークおよびシェアリングサービスの一部駐車場において運営。システムの実用性や信頼性を検証する。

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