3つのLEDインジケーターで状態を素早く判断できる
JUMP CABLEによるiPhoneやiPadへの充電は極めてシンプルだ。JUMP CABLE本体からLightningケーブルを引き出し、目的のクライアントに挿入する。そして、JUMP CABLE本体表面の小さな丸いボタンを押してチャージスタートするだけだ。
JUMP CABLE内部のバッテリー残量はボタンを押した時に、3つの白いLEDの点灯状態で判断できる。3個のLEDが点灯していれば100%残量で、1個なら33%の残量となる。
1個のLEDが点滅していればもはや残量は5%以下で、充電タイミングだ。3個のLEDは自らが外部から給電を受けて本体バッテリーの充電の時にも同じように機能する。
JUMP CABLEは前述したように、2本の内蔵ケーブルを引き出すことで、全長50cmほどのごく普通のLightning充電&Syncケーブルとして利用できる。もちろん、iPhoneやiPadに充電している状況で内部のバッテリーにも充電可能なので、出かけるときはJUMP CABLE Special Editionさえ持っていればひとまず安心だ。
コスパ重視じゃない国内メーカー製品に期待したい
“コスパ命”の日本国内のモバイルバッテリーの1000mAh当たりの平均価格は150~250円近辺だが、なんとこのJUMP CABLE Special Editionはたったの800mAhで米国内で69ドル(約7700円)だ。
並行輸入会社が日本国内で販売している価格は送料込みで9680円だ。1000mAh当たりに換算をしてみると、なんとコスパ最高のモバイルバッテリーの80倍も高い計算になりそうだ。
ここまで高くても、マニアックでこだわり系のユーザーにはそこそこ売れているところが楽しいアイテムだ。滅多に他人とカブることのない「JUMP CABLE Special Edition」をこの際ゲットしてみるのはどうだろうか?!
Amazonでは専用革ケースの付属しないただのJUMP CABLEも6480円(送料500円)で売られているが、その差額だけで13400mAhクラスのモバイルバッテリーを買えそうだ。
しかし、たとえ一時でもそんなセコい考えが頭に浮かんでくるようなら、すでにJUMP CABLE Special Editionの購入対象者からは外れるだろう。
日本国内からも、ただ安ければ良いという偏った“日本的コスパ”系の商品ではなく、JUMP CABLE Special Editionに負けないよく考えられた使いやすさ優先の商品と必然のデザイン、ビジネスにこだわりと哲学があり、いつも手にしていたい愛すべきモバイルバッテリーが登場してくることを心待ちにしたい。
今回の衝動買い
アイテム:JUMP CABLE Special Edition
価格:アマゾンにて9680円(送料込み)で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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