このページの本文へ

ズバッと解決! Windows 10探偵団 第59回

標準機能でも基本的な防御は可能

Windows 10のウィルス対策ソフトは何を使えばいい?

2016年01月17日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 イラスト●てりィS Factory 編集●E島/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

Windows Defenderを有効にするには、設定の「更新とセキュリティ」から「Windows Defender」を開き、「リアルタイム保護」をオンにする

調査依頼
Windows 10のウィルス対策ソフトは何を使えばいい?

 Windows 10に標準で搭載されるWindows Defenderは、ウィルスやマルウェアを検知・除去する機能を備えている。通常は、Windows Defenderをきちんと運用していれば、致命的な被害を受ける可能性は低い。既知のウィルスやマルウェアに感染される心配はないだろう。

リアルタイム保護が有効で、定義が最新であれば、セキュリティが保たれている状態だ

 とはいえ、Windows Defenderの機能はとてもシンプル。多方面からのセキュリティを強化したいなら、別のアプリをインストールするといいだろう。無料アプリでおすすめなのは、「Avast Free Antivirus」「AVG AntiVirus FREE」だ。

Avast Free Antivirusはチェコ製の老舗ウイルス対策アプリのフリー版

ネットワークやPCのパフォーマンスを調べたり、使っていないアプリを検出したりできる。しかし、パフォーマンスの改善などを行うには有料版にアップグレードする必要がある

 Avast Free Antivirusは、ウイルスやマルウェアを防ぐ機能に加えて、パスワード管理機能を搭載している。多数のウェブサービスを強固なパスワードで保護しつつ、利用時にはひとつのマスターパスワードで済むので手間がかからない。また、ブラウザの不要な拡張機能を除去する機能も備えている。

AVG AntiVirus FREEはオランダ製のウイルス対策アプリのフリー版

フリー版でも、ウェブやメールの保護機能なども搭載している

 AVG AntiVirus FREEもウイルスやマルウェアから守ってくれるほか、ウェブページやメールを表示する前に内容をスキャンし、危険があれば警告してくれる機能を備えている。また、ファイルを復活できないように削除する機能も搭載する。


これでズバッと解決!

 標準機能でも基本的な防御は可能。さらにセキュリティを強化するなら、「Avast Free Antivirus」や「AVG AntiVirus FREE」がおすすめ


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン