スマホ、タブレット、PC……6機種と接続を試す
さて、購入してすぐ筆者は2台のJBL GOと「iPhone 6 Plus」「Asus Zenfone」「Lenovo Yoga Tablet」「HUAWEI Assend G6」「ThinkPad X1 Carbon」「Surface 3」のすべてでBluetooth接続して再生できるか試してみた。結果、設定でトラブルこともなくすべて短時間で上手く接続できた。
肝心の再生音だが、いずれのスマホやタブレットで再生してみても、特別伝統的なJBLサウンドではなかった。スピーカーサイズから考えても大きなアタック感のある低域やシャープな高域は期待はできないが、全般的に極めて聴きやすい元気なサウンドだ。あまり音楽のジャンルによって向き不向きがある音作りではないようだった。
またJBL GOは机とかテーブルとかのしっかりしたモノの上に設置して使うのを大前提になっているようで、本体を持ち上げると急に寂しい音になってしまう傾向があった。
ハードカバーの本で挟むとか、きちんとテーブルにしっかり底面の4つの脚を設置させて再生すれば、そこそこ音量を上げても破綻することなく気持ちよく鳴ってくれた。
上面のハンズフリーコントロールボタンで、再生中のミュージックやビデオの一時停止や再スタートなどの操作も可能だった。音楽再生時に着信があった場合も、スマホに触れることなく、ハンズフリーコントロールボタンでスピーカーフォンとして受話したり着信拒否などさまざまな対処もできる。
Bluetooth機能のサポートされていないスマホやタブレット、ハイレゾのDAP(デジタルオーディオプレーヤー)も、イヤフォン端子(3.5mmのステレオミニプラグ出力端子)があれば、両端がミニプラグのケーブルで接続することで有線接続による音楽再生ができる。
出張時に持ち歩くアイテムの1つに
筆者は最近、出張モバイル環境での使用機材をSurface 3に替えたが、この程度の大きさのスクリーンなら、オーディオ環境もぜひ揃えたくなり、携帯性とワイヤレスの接続性の便利さでJBL GOを一緒に持って行くことが多くなった。
JBL GOは、「ちびファイ」やマルチポートのUSB/ACアダプター、ケーブル類などと一緒に持って行こうという気にさせてくれるベストサイズだ。
JBL GOを買うかどうかで悩むことはなかったが、どの色を買うかでお店の前で悩んだ商品だった。結局、レッドとティールの両方を買うことで結論を先送りにしてしまった。しかし、今だに両方とも手放せずにいる。
■Amazon.co.jpで購入
今回の衝動買い
アイテム:JBL GO
価格:HARMAN Store東京ミッドタウン店にて4370円で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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