このページの本文へ

日立やAWS、Azureのクラウド、顧客のプライベートクラウドを統合的に活用

日立、新サービス群投入で「フェデレーテッドクラウド」前進

2015年05月28日 12時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 日立製作所は5月28日、日立やパートナー各社のクラウド、顧客のプライベートクラウドなど、特徴の異なる複数のクラウドを組み合わせ、統合的な利用を可能にする「フェデレーテッドクラウド」実現のための新たなサービス群を発表した。複数クラウドをまたぎ実行される業務システムにおいて、安定的かつ一元的な運用管理が実現する。

 日立は昨年8月、日立自身が提供するマネージドクラウド、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどのパートナークラウド、そして顧客のプライベートクラウドを適材適所に組み合わせ、シームレスに利用可能にする「フェデレーテッドクラウド」戦略を発表していた(関連記事)

 今回発表されたのは、このフェデレーテッドクラウド実現のためのサービス4種と、クラウドセキュリティ関連サービス7種、さらにクラウドコンサルティングサービス。5月29日より順次提供を開始する(一部は提供開始済み)。

フェデレーテッドクラウドを実現するサービス群(概念図)。紺色が今回提供開始のもの

 「フェデレーテッドポータルサービス」は、日立のマネージドクラウドとパートナークラウドに対し、一元的なリソース監視/操作を可能にするWebポータルを提供する。さらに「フェデレーテッドクラウド監視サービス」を通じて、プライベート/マネージド/パートナークラウドの監視(アラート)を単一画面に統合し、オートスケール(自動拡張)やIPアドレスの動的変更にも対応することで、業務アプリケーション群の効率的な管理を可能にする。

 また「セキュリティゲートウェイサービス」「マネージドUTMサービス」「Webサイトプロテクションサービス」などの、クラウドセキュリティ関連サービス群も併せて発表されている。日立が運営するSOCのセキュリティアナリストが、24時間365日体制で監視を行い、サイバー攻撃や不正アクセスの検知と防御を行う。

 同時に、クラウドコンサルティングサービスもメニュー化するとともに、クラウド導入支援ノウハウをパターン化した「テンプレート」も拡充。顧客ニーズに応じた、適材適所のクラウド活用によるフェデレーテッドクラウド実現を支援するとしている。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード