フランスの大手スマートデバイスメーカー「Withings(ウィジングズ)」は、4月16日から正式に国内市場へ参入すると発表した。ソフトバンク コマース&サービスが正規代理店となる。
ヘルスケア機器やウェアラブルガジェットを展開するWithingsは、過去に「CESイノベーションアワード」を5年連続受賞、スマホ用アプリ「Health Mate」がアップルの「ベスト・オブ・2014アプリ」に選出されるなど、ヨーロッパやアメリカで評価を得ている。すでに国内でもいくつかのデバイスを試験的に販売していたが、アジア市場への本格的参入の第一歩として、正式に製品販売を開始したという。
ローンチラインアップは、アクティビティートラッカー付腕時計「Withings Activite」、環境センサー機能付きHDスマートカメラ「Withings Home」、スマート体重計「Withings Smart Body Analyzer」、ウェアラブルトラッカー「Withings Pulse O2」の4製品。
Withings Activiteは、アナログ腕時計のデザインで歩数・走行距離・睡眠などをトラッキング可能なスマ-トウォッチ。サファイアガラスやスイス製ダイヤルなど、高級感あるデザインにこだわっているのが特徴。Android/iOSに対応し、実売価格は6万1000円前後。
Withings Homeは、家庭などに設置できるスマートHDカメラ。モーションセンサー、音声センサー機能のほか、気温や湿度、VOCレベル検知など、空気の質も記録できるため、乳幼児の見守りにも活用できる。また、ナイトモードを搭載し、暗闇の中でも鮮明な映像が見えるとしている。iOSに対応し、実売価格は2万7300円前後。
Withings Smart Body Analyzerは、BMI値や体脂肪率、心拍数、室温や二酸化炭素まで測定可能なスマート体重計。国内でもすでに販売されていたが、あらたに新色としてホワイトをライナップする。Android/iOSに対応し、価格は2万800円前後。
Withings Pulse O2は、活動データや身体情報をトラッキングするウェアラブルデバイス。世界ではじめて心拍数計を搭載したウェアラブルで、腕に巻きつけるだけではなく、ベルトやポケット、Tシャツなどにもクリップ可能。Android/iOSに対応し、実売価格は1万3800円前後。