このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

ベンチマークを中心とした実力評価

シンプルスリムでオフィスの需要を満たす「Vostro3800スリムタワー」 (2/2)

2015年04月15日 07時00分更新

文● エースラッシュ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

必要に応じた構成を選択できるラインアップとカスタマイズ

BTOでディスプレーも選択できる

 「Vostro 3800スリムタワー」では、CPUの選択肢が複数用意されている。試用機に搭載されていたCore i3以外に、より低価格なCeleron搭載モデル、Pentium搭載モデルが用意されている。また、

4月15日現在のラインナップと価格。Core i3は周波数が0.1GHz高い「Core i3-4160(3.6GHz)を搭載する。」

 ユーザーはそれらのベースモデルを選択し、、細部のカスタマイズを行う方式だ。基本的にメモリ容量やストレージの変更、グラフィックス機能の追加といったことには対応していないが、OSやMicrosoft Officeの有無については指定できる。

Core i3モデルもディスプレーを外せば4万円台(税別)

Core i3-4160モデルのBTOメニュー。Officeやセキュリティソフト、ディスプレーを選択できる。メモリとHDDは固定だ

 上記画面では、価格が7万2980円となっているが、これは「Microsoft Office Personal 2013 (日本語版)」選択時の価格。Officeなしなら、5万290円となる(全て税別)。また、このモデルには19型ディスプレー「E1914H」(1366×768ドット)が標準で付属する。ディスプレーなしを選べば、さらに4000円安い、4万8980円で購入可能だ。

Windows 7も選択可能

OSとリカバリメディアの選択画面。プラス8000円で、Windows 7 Professionalを選べる。リカバリメディアは、どちらの場合もプラス2500円だ

 OSとしてWindows 8.1の他に、Windows 7 Professionalが選択できるというのは、社内のOSを統一しておきたい場合に嬉しいところだ。もちろん、個人事業主や小規模事業者が、使い慣れたインターフェースを求めてWindows 7 Professional搭載マシンを探している時にもよい選択肢となるだろう。

 キーボードとマウスは標準的なものが付属している。ディスプレー以外に同時購入できる周辺機器として、DVI-VGAアダプタやシリアルアルポート/PS2アダプタが用意されているのもビジネス向けモデルとして好印象だ。ソフトウェアに関しては「デジタルデリバリーソフトウェア」として「CyberLink Power メディアプレーヤー」が用意されている。

シンプルだが必要な機能はバッチリ

 全体的に無駄がなく、必要なものはしっかり用意したマシンとなっている。スタンダードでシンプルなビジネスデスクトップPCを探している人にお勧めのモデルだ。

試用機の主なスペック
製品名Vostro 3800スリムタワー
CPUCore i3-4150(3.5GHz)
メモリ4GB
ストレージ500GB HDD
グラフィックスインテル HD グラフィックス4400
通信機能1000BASE-T
インターフェースUSB 2.0×4、USB 3.0×2、HDMI×1、VGA×1
カードスロット8in1メディアカードスロット
本体サイズ/重量幅102×奥行き433.1×高さ360mm/最小重量は7.2kg
OSWindows 8.1 Update 64ビット

前へ 1 2 次へ

ASCII.jpおすすめパック
製品ラインナップ
インテルバナー