4月25、26日、幕張メッセにて年に一度のniconicoのお祭りである「ニコニコ超会議2015」が開催される。4回目となる今年は、すでに目玉としてピカソの絵や自衛隊のペトリオットシステム「PAC-3」の来場が明らかになっているが、さらに3月25日の発表会にて追加要素がお披露目された。あまりにも数が多かったため、niconicoを初期から追ってるライター・広田のチョイスで、気になった10のブースを紹介しよう!
【1】体験コンテンツ満載の「アニメエリア」
「アニメエリア」では、昨年の「立体機動バランス訓練」などに続いて、今年も「THE IDOLM@STER」や「弱虫ペダル」などアニメの世界を体験できる6つのコンテンツを用意。
中でもかなりキてると感じたのは、「ご注文はうさぎですか?」の「俺の嫁抱き枕をゲット体験」と名付けられたゴムを体につけて走るランニングバンジー。まず5人のヒロインから嫁候補を選ぶと、前方に抱き枕が置かれる。その後、「あぁ^〜心がぴょんぴょんするんじゃぁ^〜」とネット流行語になった言葉を叫んで全力で走る。無事抱き枕をゲットできるとその場で進呈。途中で力尽きても、ぴょんぴょんして戻ってくるという流れだ。
抱き枕は市販のものではないとか。ちなみにゲットできた場合、包装はしないので「生」のまま超会議の会場を持ち歩くことになる
THE IDOLM@STERでは、声優が出演するステージを現地と生放送で応援するプロデューサー体験ができる「生っすか!? スマイリング!」を企画
両日の出演者はこんな感じ。に26日は「ガミP」こと総合プロデューサーの坂上陽三氏や、「武内P」こと武内駿輔氏も参加。例年、かなり混雑するブースなので、今年も整理券の配布で対応するとのこと。配布ルールはサイトで後日掲載予定だ
弱虫ペダルのロードレース体験では、6対6でロードバイクを漕ぐ対決をして、制限時間内にどれだけ進めるかを競う
「SHIROBAKO」ではレコーディングスタジオを会場に制作。編集室にいるスタッフの指示を受け、実際にアニメで使われたシーンのサンプル映像を見てアフレコに臨む。できあがった映像はその場でチェックできる
「暗殺教室」では、教室を再現して高速に移動する「殺せんせー」をハンマーで叩くというもぐらたたきを体験できる
「ゴルゴ13」からは、「空中ガンアクション体験」。アニメエリアの上空6mを10m滑空しながら、赤外線銃で的を打つ体験ができる
ちなみにこの眉毛もつけてゴルゴになりきらなければいけないルールだ
いずれも体を使うものなので、ヒールやスカートなどは避けて、動きやすい格好で来てほしいとのこと。このエリアでジャージなどを貸し出すことも検討しているそうだ。
【2】実物大イングラムやPepperが降臨する「超ロボットエリア」
今年初の企画である「超ロボットエリア」。その名の通りロボットが大集合するが、中でも注目なのは全高10mの実物大ロボット「98式AVイングラム」の来場だろう。そのほか、パーソナルロボットの「Pepper」を10台設置したり、技術力の低い人のためのロボットコンテスト「ギガヘボコン」を開催したりと盛りだくさんだ。
5月2日公開の映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」で使用され、吉祥寺など様々な場所で展示して話題を振りまいていたあの実物が登場。記念撮影スポットとして注目を集めそうだ。発表会では「立ったり座ったりのところが見られるかもしれない」と説明していた
Pepperはニコニコ技術部やドワンゴの開発者がプログラミングしたものと遊べるほか、その場でプログラミングして自分で動かせる
人間とシンクロして操作できる「MMSEBattroid」は、抽選で搭乗体験を実施。ロボットの顔のところにカメラがあり、ユーザーはOculus Riftをかぶってロボ視線で見ながら操作できる。ロボットに当たった衝撃はユーザーにフィードバックされるとか
ギガヘボコンは、まるなげひろばにて開催。無線やマイコンなどの小難しい技術を使うと、ハイテクノロジーペナルティとなって減点対象になるとか
そのほか、niconicoのシンボルであるテレビちゃんをロボット化するとのこと