日本放送協会(NHK)は3月10日、「平成27年度 インターネットサービス実施計画」を発表した。一部のスポーツイベントをテレビ放送とネットで同時配信することなどを盛り込んだ。
スポーツイベントのネットでのリアルタイム配信は、NHK総合テレビ/教育テレビが放送するスポーツイベントで、ネット配信の権利を持つもののうち、イベントの主催団体の了解を得た上で、対象イベントが年間5件程度(1日あたり最大4時間程度)を超えない範囲で実施する。NHKが総務省に申請していたテレビとネットの同時配信が2月に認可されたことで可能となった。
そのほか、災害時に緊急ニュースをNHKオンラインとテレビ放送で同時に公開することや、NHKアーカイブスなどNHKが保存している社会的意義のある映像をネットで公開することがあるという。
ハイブリッドキャストでは、特集、スポーツ中継等で、早戻しやタブレットとの連携サービスなどを実施する。