富士通は3月2日、富士通セミコンダクターとパナソニックのシステムLSI事業を統合した新会社「株式会社ソシオネクスト」の事業開始を発表した。出資は、富士通が40%、パナソニックが20%、日本政策投資銀行(DBJ)が40%(議決権比率)。代表取締役会長兼CEOには、京セラの会長、富士通マイクロエレクトロニクス(現富士通セミコンダクター)取締役などを歴任した、西口泰夫氏が就任する。
富士通とパナソニックは新会社について映像・イメージングおよび光ネットワークなどの技術を核に、富士通グループおよびパナソニックグループが培った技術力、知的財産、および顧客基盤などの経営資源を集結し、グローバルに競争力のある企業に成長していくことを期待。両グループから独立した事業会社として歩むことになるが、両グループは引き続きソシオネクストのパートナーとして、共に成長をしていきたいと考えているという。