さまざまな便利グッズであふれている100円ショップ(税抜)。最近ではスマホ関連グッズもいろいろある! ということで、早速100円ショップ界の雄、ダイソーの店舗に向かった。
充電は問題無いので、予備の予備なら?
片面Ligtningケーブル
お店に入って、目についた10品ほど購入してきたのだが、今回の記事の目的はズバリ、さまざまな場所でウワサになっている108円のLightningケーブルだ。もちろんアップルの認証は無く、充電専用で、さらに端子が片面にしか付いていないという、なかなか変な品である。Lightningケーブルはアップル認証品だと安価なものでも1000円程度はするので、気になっている人も多いはずだ。
結論から言うと、動作自体は問題無かった。パッケージには「iOS7(7.0.6)で動作確認済み」とあるが、iOS 8.1.3を適用したiPhone 6 Plusでも特に警告のメッセージもなく、充電が行なわれた。
ただ、ケーブルの精度が甘くて、ほんのわずかに大きいのか、挿すときに少しだけグリグリっとする必要があった。また純正のLightningケーブルでは(ACアダプターにはAnker製60W 6ポートタイプを利用)、1.5A以上で充電できるiPhone 6 Plusでも、本ケーブルでは1A前後だった。
今回の108円Lightningケーブルを使うと、すぐにiPhoneがヤバいことになるというような危うさは、短いテストの範囲内では特に感じなかったが、「予備の予備くらいなら……」というのが正直な感想である。いずれにしてもiPhoneでの使用は自己責任で。
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巻き取り式ケーブルはお買い得度高し
通信に使うなら定期的にチェックを
続いては、定番の巻き取り式microUSBケーブル(個人的にはシュルシュルケーブルと呼んでいる)。以前から非常に愛用しており、仕事カバンのあちこちに入れておいて、必要なときにすぐに取り出せるようにしている。
あらためて充電と通信テストをしてみたが、特に問題無し。良質なmicroUSBケーブルであれば、最大1.6A前後で充電できるGALAXY Note 3でテストした結果は、写真のとおりに0.8A前後だったが、これ自体は一般的なレベルだろう。
とはいえシュルシュルケーブルは、本製品に限らず、その仕組み的にどうしても断線しやすい傾向がある。充電では問題ないように見えても、USBテザリングで使うと動作が怪しいというパターンもあるので、いざ必要というときに困らないよう、定期的に動作をチェックして、怪しいものは早々に買い換えるのがオススメである。なにしろ108円なので。
なお、ダイソーには通常タイプのmicroUSBケーブルもあったので同じ環境で充電テストをしたが、こちらは1.2A前後。断線しにくいこともあり、シュルシュルケーブルにこだわらないなら、通常タイプのほうが使い勝手はいいかもしれない。
次回は同じく108円のスマホ対応手袋やiPhone用カバー、フィルムなどを紹介予定。