米Microsoftは現地時間2月2日、同日発表されたシングルボードコンピューター「Raspberry Pi 2」向けに、Windows 10を含む開発環境を無償提供すると発表した。
開発者向けのプログラム「Windows Developer Program for IoT」で、今年後半に配布を開始する予定だ(誰でも無料で登録可能)。Windows 10を含む開発環境の無償提供は、昨年10月にもインテルの開発ボード「Galileo」向けに発表されている。
Raspberry Pi 2は、ほぼ名刺サイズの超小型コンピューターボード。基盤上にUSBや有線LANポートを配置し、SDカードをストレージとして活用する。元々は教育向けだが、5000円程度で購入できる低価格とコンパクトさで開発者にも人気を博している。