キヤノンは6日、NFCに対応した同社のデジカメ/ビデオカメラ向けストレージデバイス「Connect Station CS100」を発表した。6月発売予定で、キヤノンオンラインショップによる販売予定価格(税別)は3万9800円となる。
6日に同社が発表した新機種(NFC対応モデル)に対応。カメラをかざすだけで、動画や静止画を自動で取り込めるのが特徴だ。取り込むのは差分(新たに撮影したもの)のみで、データ自体は無線LAN経由で転送する。
1TB HDDを内蔵しており、静止画なら約15万枚、動画なら約70時間分の保存が可能。USBやSDメモリーカード、CFカードスロットも搭載しているので、ケーブルやメディア経由での保存もできる。さらに外付けのUSB HDDの接続が可能で、本機に保存されたデータをバックアップできる。
本体にはHDMI出力を装備しており、大画面テレビに接続して保存した画像/動画の確認が可能。取り込まれたデータは年月日や撮影機器別に表示でき、任意の画像を集めた「アルバム」も作成可能だ。
同社のネットワークサービス「CANON IMAGE GATEWAY」を利用することで、異なるCS100(LAN内外)との写真・動画の送受信が可能。加えてFacebookやYoutubeといったSNS、動画サイトへの投稿も可能だ。