1月16日、Microsoft Azureをテーマとしたエンジニア/開発者向けコミュニティイベント「GoAzure 2015」が東京・渋谷で開催された。“Azure史上最大のコミュニティイベント”となった同イベントでは、幅広い内容のブレイクアウトセッションやハックフェスト、ハンズオンセミナーなどが催され、多数の来場者で賑わった。
基調講演は「わくわくしながら開発を楽しもう!」
午前中のキーノートセッション第1部では、初来日した米マイクロソフトのスコット・ハンセルマン氏が「Develop your superpower with the Cloud」と題し、自ら開発したさまざまなWebアプリケーションのデモを交えながら、来場者に「コードを楽しく書こう」と呼びかけた。
ハンセルマン氏は、現在のAzureが幅広い開発言語の選択肢を持ち、高いスケールアウト性も備えた柔軟なプラットフォームであることや、.NET 2015の次世代フレームワーク「ASP.NET 5」によりMacやLinuxとのクロスプラットフォーム化が実現することも紹介した。講演中、いきなり来場者からノートPCを借り、USBメモリにコピーしたASP.NET 5環境でアプリケーションを動かしてみせる一幕もあった。
続くキーノートセッション第2部では、日本マイクロソフトの澤円氏が登壇し、エンタープライズ向けクラウドとしてのAzureの価値を紹介した。
澤氏は、前日の1月15日から提供を開始したAzureへの閉域網接続サービス「Express Route」を紹介し、パートナーであるIIJ、エクイニクスからのゲストも登壇して早期導入事例を紹介した。
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