総務省および独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は1月16日、7月1日に3年ぶりとなる「うるう秒」の挿入を行うと正式発表した。午前8時59分59 秒と午前9時00分00秒の間に「8時59分60 秒」が挿入される。
うるう秒の調整は地球の自転を観測する国際機関「国際地球回転・基準系事業」が決定しており、世界で一斉にうるう秒の調整を行うと1月5日に決まった。日本においては総務省およびNICTが挿入を決定・実施を行うため、このたび正式発表となった。
総務省およびNICTでは、情報提供や関係機関への連絡などによりうるう秒の周知・広報を行うほか、NICTでは5月頃を目途に「うるう秒実施説明会」を開催し、調整に関して説明を行うという。