高画素化に加えて装着感も向上させた業務用ヘッドマウントディスプレー
ブラザー、高画素化した新HMD「AiRScouter(エアスカウター)」次世代機を発表
2015年01月07日 16時19分更新
ブラザー工業は1月6日、業務用ヘッドマウントディスプレー「AiRScouter(エアスカウター)」の新モデルを開発したと発表した。
同社は業務用途向けに2012年より片目表示型のヘッドマウントディスプレー「AiRScouter(WD-100G/100A)」を販売しているが、新たに開発したモデル「AiRScouter WD-200S(仮)」は表示画素数を向上(800×600ドット→1280×720ドット)するなど性能アップさせてる。従来機ではディスプレーをメガネに装着していたが、新たにフレキシブルなヘッドバンドからのアームに表示部を固定するタイプとなり、ずれにくく装着感も向上したという。
ヘッドバンドの表示部とポケットサイズのコントロールボックスのセパレート型で、コントローラー部の映像入力はHDMIまたはコンポジットビデオ信号(従来USB2.0)となった。ヘッドマウントユニットは幅70×奥行き35×高さ26mm、重量約141g(ディスプレー部のみ約35g)、コントールボックスは幅115×奥行き83×高さ28mm、重量約204g(内蔵バッテリー含む)。医療現場やメンテナンス現場といった業務用途を想定しているという。