2万円半ばでOffice付き!
デル「Venue 8 Pro」(20.3 cmモデル)
2013年末の8型Windowsタブレットのブームの際に登場したデルの「Venue 8 Pro」。それからCPUが若干新しくなるなど1年分進化。とはいえ、液晶サイズや解像度、本体サイズに変わりはない。
もともと複数のスペックが用意されていたが、今回紹介するものは2万4818円のモデル。メモリーが1GBと小さいが、ストレージは32GBと少し余裕のあるスペック。
大きなメリットは、この価格ながら「Office Personal 2013」がプリインストールしていること。1GBとメモリーが小さいことが気になるが、ホンモノのWindows版Officeが付いてくる。
操作してみると、1GBとメモリーが小さいため全体的なパフォーマンスは低め。ベンチマークでも数値の低さは現われており、ウェブブラウザーによるサイトの閲覧でも若干動作が遅いような気もする。
複雑な表示のウェブサイトや複数サイトの閲覧など、負荷が高い場面でメモリーが少ないことによるパフォーマンス低下が目立ってくる。このロースペックでも大丈夫なのか困るかは、使い方次第ということだろう。
価格が安いというわけではないだろうが、HDMI端子など映像出力はない。インターフェースとしてあるのは充電兼用のmicroUSB程度。もし、HDMI経由で映像を映し出すマシンとして考えているのなら、Vanue 8 Proでは対応しない。また、特徴的なところとしてはWindowsボタンが側面に付いている。
こちらのタブレットもドスパラのタブレットに続いて価格が安いため、ボディーの仕上げが気になるところ。
裏面は樹脂製だがクリアーが分厚いホワイトの外装はかなりしっかりしており、ボディーの樹脂と樹脂の接合部もしっかり。メタルフレームではないという点を除けば、かなり上質な触り心地、持ち心地だ。
Venue 8 Pro(20.3 cmモデル)の主なスペック | |
---|---|
CPU | Atom Z3735G(1.33GHz) |
メモリー | 1GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレーサイズ | 8型 |
解像度 | 1280×800ドット |
インターフェース | microUSB、microSDカードスロット、ヘッドフォン端子 |
カメラ | リア500万画素/フロント1300万画素 |
ワイヤレス | IEEE 802.11b/g/n Bluetooth 4.0 |
Office | ○(Office Personal 2013) |
本体サイズ | 幅216.2×奥行130×高さ9mm |
重量 | 約391g |
バッテリー駆動時間 | 約6.9時間 |
ベンチマーク結果 | |
---|---|
SystemScore | 3.1 |
MemoryScore | 3.9 |
CpuScore | 5.9 |
CPUSubAggScore | 5.8 |
VideoEncodeScore | 6.1 |
GraphicScore | 3.1 |
Dx9SubScore | 3.7 |
GamingScore | 3.7 |
DiskScore | 6.9 |
次ページへ続く、「レノボ YOGA Tablet 2-8 with Windows」
この連載の記事
-
第3回
PC
TransBookやAspire Switchなど、ノーパソ的なWin8.1タブレット -
第1回
PC
低価格Win8.1タブレット選びで重要な6つのポイント -
PC
1万円台からのWindows 8.1タブレット購入術 - この連載の一覧へ