保存容量は増分バックアップ並、復旧時間はフルバックアップ並のいいとこ取り
15分ごとの完全バックアップが可能な「ReadyRECOVER」が日本発売
2014年12月09日 13時00分更新
ネットギアジャパンは12月9日、WindowsマシンのHDDイメージを最短15分ごとにフルバックアップできる新製品「ReadyRECOVER(レディリカバー)」を発売した。ネットワークストレージ「ReadyDATA」と、Windowsにインストールするバックアップエージェントの組み合わせで実現するバックアップソリューション。
一般的な増分バックアップでは、バックアップの保存容量を節約できるメリットがある反面、バックアップからの復旧(リカバリ)の際には時間がかかるというデメリットもある。
ReadyRECOVERでも、Windows VSS(Volume Shadow Copy)の増分データのみを取得しているが、ReadyDATA側でフルバックアップのように“見せかける”(関連記事)。これにより、バックアップ容量は従来の増分バックアップ方式と変わらず、復旧時間はフルバックアップ程度までに短縮している。
価格は、デスクトップPC用のReadyRECOVERソフトウェアライセンスが9800円(税抜き、以下同)。Windows Server用が9万8000円、仮想サーバー用ライセンスが4万2000円など。