このページの本文へ

手間なし、迅速なリカバリならネットギアのReadyDATAだ

フルバックアップを最短15分で!復旧も瞬時な「ReadyRECOVER」

2014年11月21日 14時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp 写真●曽根田元

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ネットギアの「ReadyRECOVER」はWindowsのフルバックアップを最短15分で行なえるという同社ならではのストレージソリューションだ。ソリューションの魅力を、前回と同様ネットギアジャパン CBUセールスエンジニア 渡部敏雄氏に聞いた。

毎回フルバックアップ!しかも高速で

 企業の規模に問わず、バックアップは情報システムにとって厄介のタネだ。週1回/月1回のフルバックアップに日々の増分バックアップを積み重ねていく一般的なバックアップ手法では、いざ復旧するときに各バックアップを統合していく必要がある。当然、障害時には増分バックアップの回数分、マージ処理を行なわなければならないので、業務の復旧までに時間がかかるといったことが起こる。昨今はバックアップデータが大容量化しているので、復帰に時間がかかると、業務への影響も大きい。

一般的なバックアップ

 とはいえ、フルバックアップを毎回行なうのは現実的ではない。フルバックアップの場合、すべてのファイルをスキャンする必要があるので、なにしろ時間がかかる。しかも増分バックアップと異なり、取得するたびに、前回以上の容量を消費することになるので、コストもかかる。スモールビジネスにおいては、バックアップのストレージにそれほどのお金がかけられないというのが正直なところだ。

 こうした課題に対して、フルバックアップを取得しつつ、ディスクの消費容量も押さえながら、スピーディに復旧が行なえるソリューションが、今回紹介するネットギアの「ReadyRECOVER」である。これはネットギアの低価格ZFSストレージである「ReadyDATA」にストレージクラフトのイメージバックアップソフト「ShadowProtect 5.0」を組み合わせることで、Windows OSイメージ丸ごとのフルバックアップを最短で15分間隔で実現するというもの。ネットギアジャパン CBUセールスエンジニア 渡部敏雄氏は「全部フルバックアップなので、とてもシンプル。他のメーカーではできないユニークなソリューションです」とアピールする。

ネットギアジャパン CBUセールスエンジニア 渡部敏雄氏

増分を意識しないで済み、マージ作業も必要なし

 では、なぜフルバックアップを短時間で取得できるのか? ReadyDATAでは、WindowsのVSS(Volume Shadow Copy)の増分データのみ取得しているが、すべてのリカバリポイントがフルバックアップになっている。「一般的なバックアップと同じく増分だけとっているのもかかわらず、ReadyDATA側がフルバックアップのように見せています。ですから、クライアント側のOSで増分を意識せず、マージ作業も必要ありません」(渡部氏)。

ReadyRECOVERのバックアップ

 そのため、クライアントのHDDが壊れても、1時間程度で業務を復旧することができ、業務停止の時間を最低限に抑えることが可能だ。「ネットワーク経由でのデータコピーに時間がかかるだけなので、10Gbpsのネットワークであれば、もっとスピーディに終わります」(渡部氏)。また、取得しているデータは初回バックアップ+増分バックアップしかないので、ReadyDATAで消費するディスク容量も少なくて済む。増分のコピーだけなので、ReadyDATA同士を遠隔地でコピーしあえれば、災害対策としても有効だ。

 この仕組みは、ReadyDATAとShadowProtectを利用することでのみ実現でき、現在のところ他メーカーで同じ機能は持っていない。ReadyDATAのファームウェアを最新のものにした上で、データ保護を行なうクライアントPCやサーバーにShadowProtectをインストール。あとはShadowProtectのウィザードから、管理者権限の登録やバックアップ先の設定やスケジュールなどをジョブとして指定すればすぐに利用できる。

ReadyRECOVERの構成

 実際の復旧の際は、バックアップデータを保存しているReadyDATA、バックアップ先のフォルダーを指定し、日時を確定の後、復旧したい日付のフォルダーの中にあるvhdxファイルを指定。右クリックからリストアすれば、システムドライブがローカルにマウントされる。ShadowProtectのブートCDからネットワーク上のReady DATAを指定して、HDDを一から復旧するのも簡単だ。

 自身も社内ITとして使っている渡部氏は、「マシンを障害から復旧させる場合、初期設定とパッチ当てがなにより面倒です。その点、ReadyRECOVERであれば、短時間でパッチ当てた状態で必要な時間まで戻れるので簡単。専任IT管理者が不在の会社にはオススメです」と語る。手間なしで、迅速なリカバリが可能なReadyRECOVERは、スモールビジネスにふさわしいバックアップといえよう。

スモールビジネスでのバックアップに最適なReadyRECOVERYはReadyDATAで実現!

(提供:ネットギア)

■なんと“60%オフ”も!ネットギアが「NASお買い得キャンペーン」実施中

 ネットギアでは、2014年12月31日まで「NASお買い得キャンペーン」を実施している。2Uラックマウント型の「ReadyNAS 4220(4TB HDD×12台モデル)」を税抜価格110万円(60%オフ)、1Uラックマウント型の「ReadyNAS 2120(3TB HDD×4台モデル)」を同24万円(50%オフ)で購入できる。詳しくはキャンペーンサイトを参照してほしい。

カテゴリートップへ