楽天グループのフュージョンコミュニケーションズは、ドコモMVNOの「楽天モバイル」に第2弾端末として2機種のスマートフォンを追加。都内で発表会を開催した。
今回追加されたのは、ファーウェイ「Ascend Mate7」、シャープ「AQUOS SH-M01」の2機種(端末出荷はそれぞれ12月11日と17日から)。前者はファーウェイのグローバルフラグシップにあたる6型液晶搭載ファブレットだが(関連記事)、今回の注目は初お目見えとなる、楽天モバイル初の国内メーカー製端末である後者だろう。
AQUOS SH-M01は4.5型ディスプレーのコンパクトモデルで、パネルはシャープ自慢のIGZO液晶。解像度もフルHD(1080×1920ドット)と高精細。CPUはSnapdragon 800(MSM8974) 2.2GHz(クアッドコア)、メモリーは2GB、内蔵ストレージは16GB。
国内メーカー製端末らしく防水対応。メインカメラは1310万画素でF値1.9のカメラを搭載する。本体サイズは約63×128×9.8mm、重量は約120g。OSはAndroid 4.4。
端末価格は、Ascend Mate7は5万2799円、AQUOS SH-M01が5万7024円。ただし、第1弾端末のZenFone 5と異なり、分割購入も可能で、その際はそれぞれ2100円×23回(+初回のみ4499円)、2300円×23回(+初回のみ4124円)となる。
今回プレゼンテーションを行なった楽天株式会社 代表取締役副社長執行役員 島田亨氏によると、楽天モバイルの開始から1ヵ月、大規模なマーケティングはまだ行なっていない段階だが、手応えは確実に感じているとのこと。
今後はプラン変更への対応やデータ専用プランの提供を検討しているほか、来年2月には第3弾端末も発売予定。また、既存の楽天のサービスとの連携についてもさまざまな草案が出ているところと語った。
Ascend Mate7 | AQUOS SH-M01 | |
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メーカー | ファーウェイ | シャープ |
ディスプレー | 6型IPS-NEO液晶 | 4.5型IGZO液晶 |
画面解像度 | 1080×1920ドット | 1080×1920ドット |
サイズ | 約81×157×7.9mm | 約63×128×9.8mm |
重量 | 約185g | 約120g |
CPU | HiSilicon Kirin 925 1.8+1.3GHz(オクタコア) |
Snapdragon 800(MSM8974) 2.2GHz(クアッドコア) |
内蔵メモリー | 2GB | 2GB |
内蔵ストレージ | 16GB | 16GB |
外部メモリー | microSD(最大32GB) | microSD(最大32GB) |
OS | Android 4.4 | Android 4.4 |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4/5GHz対応) | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:約1300万画素/イン:約500万画素 | リア:約1310万画素/イン:約120万画素 |
バッテリー容量 | 4100mAh(交換不可) | 2120mAh(交換不可) |
カラバリ | オブシディアン・ブラック、ムーンライト・シルバー | ホワイト |