「LIFEBOOK WA1/S」と「LIFEBOOK WU1/S」を徹底比較! 第1回
おすすめカスタマイズも紹介!
10万円未満で買える、人気の最新ノートPCの選び方 (1/3)
2014年12月06日 10時00分更新
※2015年6月5日時点で「LIFEBOOK WU1/S」は完売しております。
「ノートPCを新調したいが、どれを選べばいいかわからない」という人も多いだろう。そんな人には、富士通の「LIFEBOOK WA1/S」と「LIFEBOOK WU1/S」がオススメ。リーズナブルな値段で人気が高く、さらに用途や予算に合わせて構成を自由にカスタマイズできるのだ。
今回はこの「LIFEBOOK WA1/S」と「LIFEBOOK WU1/S」について、それぞれのデザインやパーツ構成の違いを紹介しながら、どちらを選ぶべきかを解説したい。
利用シーンに応じて本体サイズを選ぼう
「LIFEBOOK WA1/S」と「LIFEBOOK WU1/S」は、「カスタムメイドモデル」と呼ばれる富士通WEB MART限定販売の製品だ。「LIFEBOOK WA1/S」は店頭販売向けモデルの「LIFEBOOK AH」を、「LIFEBOOK WU1/S」は同じく店頭モデルの「LIFEBOOK UH」をベースとしている。
まずは、それぞれの外観を見てみよう。「LIFEBOOK WA1/S」の本体サイズは約幅378×奥行き252×高さ25.5mmだ。サイズ感はB4用紙(幅364×奥行257mm)よりわずかに大きいが、ほぼ同じ程度だ。それに対し「LIFEBOOK WU1/S」は、約幅322×奥行き225×高さ17.5mmと、A4サイズ(297×210mm)よりもふた回りほど大きい。
「LIFEBOOK WU1/S」のほうが薄くてコンパクトだが、だからといって「LIFEBOOK WA1/S」が劣っているわけではない。それぞれメインの利用シーンが異なるため、サイズや重量、さらにはパーツ構成まで変わってくるのだ。
「LIFEBOOK WA1/S」はいわゆる「デスクノート」と呼ばれる、デスクへの設置に適したもの。大きくて見やすい15.6型ディスプレーを採用している。一方の「LIFEBOOK WU1/S」は、持ち運びを前提とした「モバイルノート」だ。ディスプレーを小型化することで、持ち運びやすさが向上している。使い勝手や携帯性にはそれぞれ向き不向きがあるため、まずは自分の用途に合ったサイズを決める必要がある。
デザイン性の面では、「LIFEBOOK WU1/S」のほうがスタイリッシュだと感じる。ヘアライン加工で光沢を抑えた天板は質感が高く、側面のガーネットレッドもなかなか鮮烈だ。その風貌は、8万円台のモバイルノートとは思えないほど。ビジネスでも違和感なく利用できるだろう。
「LIFEBOOK WA1/S」については、やや無骨な印象を受ける。よくも悪くも標準的で、職場の雰囲気やユーザーの好みからすれば、むしろスタンダードなデザインのほうが好ましい場合もあるはず。今回試用したのは「シャイニーブラック」モデルだが、もっと明るい印象の「アーバンホワイト」を選ぶ手もある。
キーボードは、キーピッチ(キーの大きさを測る指針)が広い「LIFEBOOK WA1/S」のほうが文書作成には向いている。「LIFEBOOK WU1/S」はキーがやや小さいものの、問題なく利用できるクオリティーだ。
ノートを選ぶ際はまず「どこで使うのか」を考えることが重要だ。据え置きで使うなら15.6型の「LIFEBOOK WA1/S」をおすすめしたい。外出先に持ち歩いたり、職場や自宅でも設置場所をちょくちょく変えるような使い方を考えているなら、13.3型の「LIFEBOOK WU1/S」がおすすめだ。
(次ページ、「処理性能と携帯性、どちらを重視する?」に続く)
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