ティアックとの協業により開発された
オンキヨー初のポタアン「DAC-HA200」
オンキヨー初のポタアンとなる「DAC-HA200」(実売価格3万円前後)は、DACにBurrBrown製の「PCM5102」を採用。最大96kHz/24bitのハイレゾ再生をサポート。ただし、Android端末とは(AOA 2.0の制限により)最大48kHz/16bitでの接続となる。
出力は最大160mW+160mW/32Ω。HIGH/LOWゲインセレクターの操作で高インピーダンスのヘッドホンも余裕で駆動できる。
本機は資本業務提携関係にあるティアックとの協業により開発された経緯から、ティアックのポタアン「HA-P50」と基本機能は同じ。ただしオペアンプにはMUSE 8920を採用し、オンキヨーなりの音作りが試みられている。
アコースティックギターは息を飲むほどのリアルさ
開放型ヘッドホン「SHURE SRH1840」との組み合わせでは、情報量が多く、奥行きのある音像が印象に残る。PCM5102による32bit演算の効果か、音は繊細で輪郭が見えるかのよう。
アコースティックギターは倍音成分まで精緻に再現され、リアルさに息を飲むほど。
スペック的には最大96kHz/24bitでDSD非対応と最新機種に見劣りするが、最大約8時間というバッテリーパワーもあり、スマートフォンとの組み合わせやすい1台だ。
(次ページに続く、「ソニー「PHA-3」とXperia Z3を接続してみた」)
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