秋のヘッドフォン祭 2014 第2回
4段階アッテネーター、ゲイン切り替えで幅広いヘッドフォンに対応
ティアックからDSD対応プレーヤー兼スマホ/PC接続可能ポタアン
2014年10月27日 15時43分更新
ティアックは10月25日、デジタルオーディプレイヤー「HA-P90SD」を発表。フジヤエービックが中野サンプラザで開催した「秋のヘッドフォン祭 2014」内での発表となった。
オーディオ・ホームシアター展 2014で参考展示されていた製品で、単体でハイレゾ音源の再生ができるほか、PCやAndroid/iOS用のDAC/ポータブルアンプとしても利用可能。D/AコンバーターにはBurr Brown PCM1795を採用した。
-0db/-10db/-20db/-30dbの4段階で出力を切り替えられるアッテネーターを搭載し、出力ゲインをLOW/HIGHの2段階で切り替えられる。これにより、低~高インピーダンスのヘッドフォン/イヤフォンに対応可能だ。
記録媒体にはmicroSDを使い、本体にはメモリーを内蔵しない。入力はUSB(Micro A/Micro B)および3.5mmステレオミニプラグでのライン入力に対応。白色のOLEDディスプレーを装備し、本体中央のHOMEボタンで操作する。
対応ファイル形式はWAV、MP3、AAC、WMA、FLAC、DSD(DSF/DSDIFF)。2.8224MHz/5.6448MHzのDSD音源をネイティブで再生できる。
「ハイレゾ音源を普及させたい」とのテーマからプレイヤーと DACを複合したような製品に仕上げたという。サイズはおよそ幅69.6×高さ123×奥行き21.5mm。重量は約280g。カラーはブラックとレッドの2色展開だ。価格はオープンで、店頭での販売価格は7万円前後になる見込み。12月発売予定。
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