ユニットコムの「10P1100T-AT-FE」は、OSに32ビット版のWindows 8.1 with Bingを搭載した10.1型タブレットだ。最大の魅力は「Office Home and Business 2013」をプリインストールしながらも、直販価格が4万3179円と低価格であること。このオフィススイートは、単体で買えば2万5000円程度してしまう(2ライセンス付き)。スペックは控えめながらも、ExcelやWordを普通に使うのであれば問題ないだろう。
10.1型としては標準的なサイズとデザイン
まずは「10P1100T-AT-FE」の外観から見てみよう。フットプリント(接地面積)は約幅258×奥行173.2mmで、Windows 8.1搭載の10.1型としては平均的なサイズだ。B5サイズ(幅257×奥行き182mm)よりもひとまわり小さいと考えれば、サイズ感をイメージしやすいだろう。厚みは約10.8mmで、特別薄いわけではない。10.1型のWindowsタブレットとしては、まあ標準的な薄さだ。
インターフェースとしてはフルサイズのUSB 3.0とMicro HDMI、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットが用意されている。本体上部にはmicroUSBがあるがこれは充電用で、データの転送には対応していない。用意されている端子類は多くはないが、必要十分な構成だ。
本体デザインとしてはとりたてて特別な部分はなく、シンプルで手堅いタブレットという印象を受けた。少し気になるのは、電源コネクターが本体上部に配置されている点。充電しながら使う際、ケーブルが画面の真上に来るのでどうしても目立ってしまうのだ。画面は回転させることができるので、気になる人は上下を逆にして使うといいかもしれない。
(次ページ、「発色に優れたIPS液晶搭載で10点マルチタッチ対応」に続く)