Surface Pro 3×旅のポイント〜その4〜
いざというときは、タイプカバーを装着してノートPCに。
旅行中に、急にビジネスの対応をしなければいけなくなる……そんなことはあってほしくないと思う。でも、あることもあると思う。あった場合、タイプカバーを装着すればSurface Pro 3はノートPCに。マグネットで固定される感触が小気味よい。
Surface Pro 3の本領発揮! 「もしかして」が起きてしまった場合には、タイプカバーを装着してノートPCに早変わりする。
キーストロークやキーピッチにこだわりがある人だと、少し頼りなさを感じる打鍵感かもしれないが、薄型のノートPCに慣れていればそれほど違和感なく使えるはず。むしろ約4.8mmというごく薄いキーボードユニットが、ここまでノートPCっぽい打ち心地を実現している点に注目したい。
またバックライトがついているので、薄暗い場所や、(切なくも)同行者が就寝したあとの部屋の片隅などでの作業もこなせるはずだ。
Surface Pro 3×旅のポイント〜その5〜
帰ってからも楽しいOneNote。
SurfaceペンとOneNoteの組み合わせは、やはりいい。Microsoft Officeファミリーの1部だが、Surfaceペンと使うと、Surface用に設計されたソフトウェアに思えてくる。これは、Surface Pro 3が「デジタルキャンバス」としてもすぐれた形状をしていることを示していると思う。
Windows 8.1に標準搭載されているMicrosoft Officeの内の1つ「OneNote」。Surface Pro 3の場合は、Surfaceペンのノックで瞬時に起動できる。面白いのはSurfaceペンを“ダブルノック”した場合で、表示中の画面をキャプチャーし、取り込み範囲を選択した上でOneNoteに貼付けられる。
Surface Pro 3の中でも最も旅行向きの機能と言えるのではないだろうか? 電車の乗り換え情報や目的地の情報を分かりやすくスクラップのようにしておけるだけでなく、帰ってからは旅先で撮った写真と組み合わせて絵日記のようにして楽しむことも可能。ペンの太さは3段階で筆圧も感知してくれ、色もかなり細かく設定できるので、こだわればかなり凝ったページ作りも可能。絵やイラストが得意なタカガキによる絵日記を次ページに掲載するので、参考にしてほしい。