マイクロソフトは、8月13日に公開されたWindows更新プログラムに問題があったとして、更新プログラムのアンインストールを推奨している。
8月13日付けの更新プログラムはWindowsのカーネルやIEの脆弱性に関わるもので、これを狙ったマルウェアの存在が確認されるなど緊急性が高いとされていた。
しかし、アップデート後のコンピューターでエラー(ブルースクリーンなど)が発生、起動に失敗するなどの症状が多数確認されたため、マイクロソフトは8月16日、更新プログラムのアンインストール方法を公開した。なお、とくに問題が生じていないコンピューターでも予防処置的に更新プログラムをアンインストールすることを推奨している。
アンインストール方式はマイクロソフトのTechNetブログで公開中。起動できなくなった際にDVDなどのインストールメディアからの起動・修復方法も説明している。