ソニーは7月29日、XAVC記録に対応したXDCAMメモリーカムレコーダー「PXW-X70」を発表した。
1.0型裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」を備えており、総画素数は約2000万画素。低照度な環境でも、高精細・高画質な撮影を可能としている。また、映像記録についてはマルチフォーマットに対応しており、XAVC Long GOP 422(10bit)やAVCHD、DV形式など幅広くカバーしている。
レンズは光学12倍ズームで、デジタルエクステンダーにより最大48倍ズームを実現。また、Wi-Fiモジュールを内蔵すると共に、NFCにも対応しているため、ワンタッチでスマートフォンやタブレットにワイヤレス接続して、ソニー製モバイルアプリ「Content Browser Mobile」でアングル確認やモニタリングを行える。
出力端子にはHDMIのほか、3D-SDIも搭載しており、業務用機器との接続もサポート。デュアルメモリーカードスロットも装備している。本体サイズは幅130.3×奥行き287×高さ180.9mmで、重量はわずか1.4kg。メーカー希望小売価格は30万2400円で、9月19日に発売する。