ソニーは4Kハンディカム「FDR-AX100」「HDR-CX900」とアクションカム「HDR-AS100V」「HDR-AS30V」の機能アップデートを発表した。
まず、4Kハンディカムは4K動画(XAVC S)をUSB HDDへ直接コピーすることが可能となる。従来はPCを介してコピーしなければならなかったが、アップデートにより専用USBアダプターケーブル(VMC-UAM2)で4KハンディカムとUSB HDDを直接接続することでコピーが可能となる。
なお、同社の液晶テレビ「4K BRAVIA」も7月上旬のアップデートによりUSB HDDに保存された4K動画の再生が可能となる。つまり、USB HDDへのコピーおよび再生については、PCが一切不要となる。
また、オートフォーカス性能の向上(合焦速度の向上および動いている人物に対するフォーカス追従性の向上)と動画撮影時のズームスピード向上、(フリッカー対策のための)1/50のシャッタースピードの追加、といった機能も追加される。
アクションカムの上位機種となるHDR-AS100Vでは、Usteramによるライブストリーミング配信が可能となる。本体のみでのストリーミングが可能で、ポータブル無線LANルーターを組み合わせれば、屋外でもライブ配信が行なえる。
また、新たな静止画撮影機能として「モーションショットLE」が追加。最大10枚の写真を連写し、その動いている部分を合成。1枚の写真で動きの軌跡を表示する。
このほか、最大10枚の高速静止画撮影機能や、セルフタイマー機能などが新たに搭載される。
下位モデルにあたるHDR-AS30Vでは、「ライブビューリモコン」(腕時計型リモコン)による複数台同時接続に対応。HDR-AS100Vでは対応していたが、ライブビューリモコン1つに対して最大5台のHDR-AS30Vを接続できるようになった。なお、HDR-AS100Vとの混在接続も可能だ。