日本機械学会は7月24日、歴史的に価値のある「機械遺産」として、南極点に到達した雪上車や、セイコーの国産腕時計「ローレル/グランドセイコー/クォーツアストロン」、世界初の量産マッサージチェアーなど8件を認定した。
機械遺産は歴史的価値のある機械や資料などを登録するもので2007年より始まり、今年8件が登録されたことにより計69件となった。
2014年認定機械遺産としては上記のほか、北海道空知郡にある「土の館」(北海道の土作りとトラクターの博物館)、埼玉県さいたま市の「農機具 資料館」(農業機械黎明期の機械と史料の博物館)、「清水港テルファー」(日本の貨物輸送を支えた港湾機械)など。
8月7日の「機械の日」に、早稲田大学国際会議場にて認定証及び感謝状授与が行われる(参加無料)ほか、7月29日~8月11日の間、国立科学博物館地球館2階にてパネル展示などが実施される。