スマホからプリンターに割り当てたメールアドレスにファイルを送信するだけで印刷可能
レーザーから50%コスト削減、インクジェット複合機「HP Officejet Pro 6830」
2014年07月23日 14時34分更新
日本ヒューレット・パッカードは7月23日、ビジネス向けのA4カラーインクジェット複合機「HP Officejet Pro 6830」を発表した。8月5日に発売予定で、価格は2万3544円。
HP Officejet Pro 6830は、シンプル機構のインクジェット方式を採用。カラーレーザープリンターと同等の印刷品質保ちつつ、1ページあたり最大50%の印刷コスト削減を実現するという。2.65型のカラータッチスクリーンを搭載し、また、スキャンデータをPDF/JPEG形式で直接USBメモリーに保したり、クラウド経由で電子メールへの送信も可能だ。
また、無線LANルーターやアクセスポイントを使用せずに無線印刷ができる「ワイヤレスダイレクト」、プリンターに割り当てたメールアドレスにファイルを送信するだけで印刷できる「HP ePrint」などに対応。スマートフォンやタブレットからも、場所を選ばずに印刷可能だ。
印刷速度は、モノクロが毎分最大18枚で、カラーが毎分最大10枚。両面印刷に対応し、給紙容量は最大225枚ある。インクは、速乾性が高く滲みに強いという顔料インクを採用している。通信規格は有線LAN(100BASE-TX)、IEEE 802.11b/g/nに対応する。サイズは約幅462×奥行282×高さ464mmで、重さは約8kg。