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マイクロソフト・トゥディ 第102回

日本MS、社員食堂もクラウド化—「Cloud First, Mobile First」を目指す

2014年07月11日 23時00分更新

文● 大河原克行

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日本野菜ソムリエ協会認定レストランに

 さらに、One Microsoft Cafeが日本野菜ソムリエ協会認定レストランとなったことも今回のリニューアルの目玉だ。

 しかも、認定レストランは全国で211店舗あるが、社員食堂としては日本で初めての認定となる。

日本野菜ソムリエに協会の認定レストランは社員食堂では初めて

 認定レストランとなるには、「野菜ソムリエ協会の理念、活動に賛同すること」「ジュニア野菜ソムリエ以上の資格保有者の推薦がある、もしくは店舗に資格保有者が在籍していること」「旬の野菜を5種類以上使用したメニューがあること」「四季折々の野菜を使用した独自メニューがあること」「旬の野菜の情報をお客様に発信していること」といった条件があるが、One Microsoft Cafeではこうした条件をクリアしているというわけだ。

野菜のコーナーを充実させている

 新たに用意したVege Boxでは、1日に必要とされる野菜のうち3分の2以上にあたる250gを摂れるほか、Vege to goの名称で、農薬を使わない水耕栽培の野菜をパッケージ化した8種類の商品を用意。そのまま食べたり、家に持ち帰れるというサービスも開始した。

Deli BoxとVege Box

Vege to goとして野菜を家に持ち帰ることができるサービスを開始

農薬を使わない水耕栽培の野菜をパッケージ化した8種類の商品も用意

 日本マイクロソフトの長坂マネージャーでは、「One Microsoft Cafeは2011年2月の開設以来、社員の健康管理の観点、あるいは社員同士の交流を活性化させるという観点から、様々な取り組みを展開してきた。今回のリニューアルは、オープンから3年半が経過し、これまでの経験をもとに社員の健康増進サポートを再構築するのが狙い。

 社員の中には炭水化物ダイエットをしているために、野菜だけの食事を用意してほしいという声や、昼は軽めの食事にしたいという声もあった。こうした要望に応えるとともに、自然に、より多くの野菜が摂れるような工夫をした。社員が野菜や果物を購入できるという新たな取り組みを展開することで、働き甲斐のある会社を一層強化していく」としたほか、「WindowsデバイスとMicrosoft Azureを活用したIT化の推進により、IT企業らしい社員食堂としても進化を続ける」としている。

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