ビジネスモデルだがパーソナルユースでも十分使えるデザインとスペック
米軍基準の信頼性! デザインも上質な14型ノート「HP EliteBook Folio 1040 G1」
2014年06月30日 11時00分更新
残量を気にせず使える長時間駆動バッテリー
出先で使うことが多いモバイルノートの場合、「バッテリーの持ち」も気になる要素。本製品は、カタログ値で最大約12時間となっている。そこで、実際にどのくらい持つのかを、条件を変えながらバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使って計測してみた。なお、BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている。
その結果、電源プランで「省電力」を選んだ場合、11時間3分の駆動が可能だった。Wi-FiでWeb巡回しながら11時間持つのは非常に魅力的で、1泊程度の出張や旅行ならACアダプタを持って行かなくても安心して使えそうだ。
BBench結果 | |
---|---|
カタログ値 | 省電力プラン |
約12時間 | 11時間3分 |
ちなみに、ACアダプタ自体もかなりコンパクト。本体と一緒に持ち歩いても負担にならないのはありがたいポイントだ。
法人だけでなく個人ユーザーにもおすすめ
このほかにも、本製品には指紋認証などのセキュリティに役立つ機能が標準で搭載。キーボードの上部にはクリアな音質のステレオスピーカーも装備している。
また、HP EliteBook Folio 1040 G1には、LTE通信モジュールを搭載モデルも用意される。Core i7 4600U(2.1GHz)と256GBのSSDを搭載し、価格は18万5000円(税抜)からの予定だ。別途モバイルルーターを持ち歩く必要もなく、バッテリー減少の激しいスマホのテザリング機能を使うこともなく、インターネット接続を利用できる。Ultrabookは屋外に持ち出して使う事も多いが、そうした際にも通信環境を使いたいのであれば、こちらのモデルがお勧めだ。
以上のように、基本性能の高さやデザインのよさなども考えると、HP EliteBook Folio 1040 G1はビジネスユースだけでなくパーソナルユースでも魅力は十分。価格も直販サイトで10万円台からと値頃で、コストパフォーマンスも高い。高品質なモバイルノートを探している人は、ぜひ注目してみてほしい。