NTTの開発するオープンソースの高機能/高速SDNソフトスイッチ「Lagopus」
ストラトスフィア、OpenFlowソフトスイッチを商用サポート
2014年06月16日 14時00分更新
ストラトスフィアは6月12日、NTTが中心となり開発したOpenFlowソフトウェアスイッチ「Lagopus」が7月からオープンソース化されることを受け、同ソフトのプロフェッショナルサービス提供を発表した。自社のSDNプラットフォーム製品との組み合わせによる提供も行う。
Lagopusは、NTTが総務省の委託研究「ネットワーク仮想化技術の研究開発」のO3(オースリー)プロジェクトに参画して開発した、OpenFlow 1.3対応の高機能、高性能なSDNソフトウェアスイッチ。x86サーバー上で動作し、マルチコアCPUを効率的に利用するパケット処理の実装などによって、広域ネットワークのSDN化における要件も満たす、100万フロー制御ルールのサポートや10Gbpsの通信性能を実現している。NTTでは6月6日、Lagopusを7月からオープンソース公開すると発表している。
ストラトスフィアでは、Lagopusの実装や導入を支援するプロフェッショナルサービスを提供していく。さらに、ストラトスフィアの開発するネットワーク仮想化プラットフォーム製品「Stratosphere SDN Platform(SSP)」(関連記事)と組み合わせ、SDN技術を使った効率的なネットワーク管理の実現を支援していくと述べている。