サムスン電子は12日(現地時間)にニューヨークで製品発表会を開催。そこで6.6mmの薄さと、2560×1600ドットの解像度を持つAndroidタブレット「GALAXY Tab S」を発表した。10.5型と8.4型の2モデルを用意しており、7月からいくつかの市場で発売するとしている。
GALAXY Tab Sの特徴は、ともに2560×1600ドット(16:10)の解像度を持つ、同社自慢の有機ELディスプレー「Super AMOLED」。Adobe RGBの色空間の90%以上をしており、映像や写真に最適化された色温度の設定も用意されている。また、太陽光下でも自然で明るく見やすい画面であることもアピールしている。
また厚みはともに6.6mm。特に10.5型モデルはiPad Airより大型のディスプレーでありながら、重量は465gと下回る(iPad Airは469g)のが特徴的。なお、8.4型は294g。
そのほかにもタブレットにかかってきた電話をタブレットで受ける「Call Forwarding」、GALAXY S5につづいて指紋認証機能、さらに子供向けの「Kids Mode」などが用意されている。周辺機器についても各種ラインナップされている。
CPUはオクタコアの「Exynos 5」か、クアッドコアのSnapdragon 800(2.3GHz)のいずれか。メインメモリーは3GBで、内蔵ストレージは16GBまたは32GB。OSはAndroid 4.4。LTE版とWi-Fi版が市場に合わせてリリースされる。
Galaxy Tab S 10.5 | Galaxy Tab S 8.4 | |
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ディスプレー | 10.5型有機EL | 8.4型有機EL |
画面解像度 | 2560×1600ドット | |
サイズ | 約247.3×177.3×6.6mm | 約212.8×125.6×6.6mm |
重量(Wi-Fi版) | 約465g | 約294g |
CPU | Exynos 5 Octa 1.9GHz(オクタコア) またはSnapdragon 800 2.3GHz(クアッドコア) |
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内蔵メモリー(RAM) | 3GB | |
内蔵ストレージ(ROM) | 16GB or 32GB | |
外部メモリー | microSDXC(最大128GB) | |
OS | Android 4.4 | |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) | |
カメラ画素数 | リア:8メガ/イン:2.1メガ | |
バッテリー容量 | 7900mAh | 4900mAh |
カラバリ | Titanium Bronze、Dazzling White |