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法的効力はないため、遺言書と組み合わせることを推奨

PCやスマホで遺言を動画に残すサービス「ラストメッセージ」

2014年06月03日 15時51分更新

文● 松野/ASCII.jp編集部

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遺言を動画に残せるサービス「ラストメッセージ」

 kitamuraは6月3日、PCやスマートフォンとSkypeを使って遺言を動画に残せるサービス「ラストメッセージ」を発表した。6月10日より同社ホームページから申し込み受付を開始する。

 iPhoneなどのスマートフォンでSkypeを使用し、スタッフのインタビューに答える模様を収録することで遺言ムービーを作成する。収録したマスターデータは同社のサーバーに保管されるので、紛失や偽造も防げるという。葬式の際の遺影に代わる挨拶ムービーとしての利用も可能だ。

 本人の生前の姿が残ることから文字のみの遺言書よりも説得力がある一方、現在のところ動画での遺言形式には法的効力がないため、同社は「自筆証書遺言」や「公正証書遺言」と組み合わせる形で「付言事項(遺産配分の背景や考え方や感謝のメッセージといった、遺産配分以外の事を記す形式と項目)」を動画として残す形式を推奨している。

 価格は6万8000円で、サービス内容は打ち合わせや台本の作成、Skypeでのインタビューと収録、DVD納品、マスターデータ保管など。

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