CPU強化で軽さ・薄さは据え置き、非タッチでも使いやすく
8.1 Updateで新たな価値を得た新LaVie Z
2014年05月01日 11時00分更新
文● 松野/ASCII.jp編集部
パワーアップして軽さ・薄さも健在
「LaVie Z」といえば、13.3型液晶搭載ノートとしては世界最軽量となる約795gのボディーが特徴。タッチ対応モデルは重量が増えて約964gとなるが、それでも1kgに満たない驚異的な軽さだ。最新モデルで性能はアップしても、その薄さと軽さは維持されている。
795gを実現したLZ750の天面。従来通りマグネシウム合金製の天板とマグネシウム・リチウム合金製のボトムケースを採用している
左側面にはSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、特徴的な三角形の排気口を配置
右側面にはヘッドフォン端子、USB 3.0端子×2、HDMI端子、電源コネクターを備える
前面部には状態識別用のLED、および「LaVie」の文字が。ちなみに試作機のため、型番の世代番号は「N」のままとなっている
背面はインターフェースもなく、すっきりしている
キーボードはアイソレーションタイプを採用。テンキーなしの標準的な配置で、変換キーなどはやや小さめ
LZ750のディスプレーはノングレア(光沢なし)で、2560×1440ドットのIGZO液晶を採用している。一方、LZ650は1920×1080ドットのグレア(光沢あり)タッチパネルだ。発色が鮮やかなのはグレア液晶を搭載したLZ650だが、LZ750はもとの解像度が高いうえ高精細のIGZO液晶ということもあり、どちらの画面も甲乙付けがたい。最終的な評価は各人の好みによるだろう。
LZ750のIGZO液晶は光沢のないノングレアパネル
グレア液晶のタッチパネルを採用したLZ650(左)と並べると違いは歴然
また、厚みにも若干の違いがある。スペック上ではLZ750の高さは約14.9mmだが、LZ650は14.9~15.9mmと、タッチパネルを搭載している都合上、最厚部が1ミリほど厚くなってしまう。ただしこちらは実際の運用ではほとんど違いが感じられないので、あまり気にする必要はないだろう。
2モデルの薄さを比較。スペックではLZ650(右)の最厚部が1ミリほど高いのだが、遠目にはほとんど違いが分からない
背面を突き合わせると、LZ650のパネル部分がわずかに高いのが分かる