ペロリや大あくびの瞬間も撮れちゃう!
![獲物を前足で押さえつけて自分は舌をペロリ。目は棒の先をじっとみつめております(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3) 獲物を前足で押さえつけて自分は舌をペロリ。目は棒の先をじっとみつめております(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3)](/img/2014/04/18/998096/l/13d94b41e134062a.jpg)
獲物を前足で押さえつけて自分は舌をペロリ。目は棒の先をじっとみつめております(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3)
本当はいろんな猫とオモチャで遊びながら、いろいろとカメラの性能を試したかったのだけど、この黒猫があまりに強力で……撮影開始後5分でオモチャを破壊されちゃったのだ。とほほ。
もうこんなである。
黒猫が前足でおさえつけてるのがさっきのオモチャ。猫の目の前にある棒がさきっぽを奪われた単なる棒。情けない姿になってしまったのである。壊されてはしょうがない。まいった。
![その数コマあとの写真。舌をひっこめる瞬間なんだけど、ベロの形が面白かったのでお見せいたします(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3) その数コマあとの写真。舌をひっこめる瞬間なんだけど、ベロの形が面白かったのでお見せいたします(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3)](/img/2014/04/18/998097/l/93c3c747b0e5428d.jpg)
上の写真の数コマ後の写真。舌をひっこめる瞬間なんだけど、ベロの形が面白かったのでお見せいたします(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3)
これも連写した中の1枚。ちょうど舌で鼻をぺろっと舐めた瞬間のカットがあったので使ってみた。
猫はしょっちゅう舌で鼻を舐めるので、ペロリの瞬間は意識しなくても撮れるもんだよ、と以前書いたことあるけど、連写を使うともう予想以上にしたが撮れてて面白い。
Nikon 1 V3が猫撮りによさげ、というもうひとつの理由は、Nikon 1シリーズでははじめてチルト式モニター&タッチパネルを搭載したから。モニターがチルトすると猫と一緒に這いつくばって猫目線写真を撮れるのだ。
というわけでもう1枚、地面ギリギリアングルで撮った舌出し猫。舌がくるっとすぼまってた瞬間を選んでみた。
![舌の形が可愛いキジトラ猫(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3) 舌の形が可愛いキジトラ猫(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3)](/img/2014/04/18/998098/l/41a553e350c4524e.jpg)
舌の形が可愛いキジトラ猫(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3)
これらのカットはある程度狙って撮ってる。オモチャを用意したり座ってる猫の前でタイミングを待ったり。
でも相手は猫であるからして、思わぬタイミングで思わぬ仕草をしてくれる。その瞬間を撮りたいってときに間に合うか。
![大あくびの瞬間をカメラ任せで撮ってみた(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3) 大あくびの瞬間をカメラ任せで撮ってみた(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3)](/img/2014/04/18/998099/l/73a2b98350b7a773.jpg)
大あくびの瞬間をカメラ任せで撮ってみた(2014年4月 ニコン Nikon 1 V3)
間に合いました。まあ、あらかじめ電源は入ってないとダメだけど、ふと横を見たら猫が大あくびをしてたので思わず「カメラさんよろしく」と祈りながらシャッターを切ったのがこれ。慌てて撮った割に間に合っててびっくり。
なんというか、猫の写真って気楽に撮っているようで、実は猫の動きを予測しつついつでも撮れるようスタンバってるわけですよ。ちゃんと猫にピントが合うよう調整しながら。そうしないと間に合わないから。
でもNikon 1 V3は時として間に合っちゃうのだ。
いやあ、面白いカメラが出たもんです。
この超高速番長っぷりは特に昼間の屋外で力を発揮するわけで、街猫撮りカメラとして超魅力的なのである。
ただし、面白がって連写ばかりしてると、あっという間に何百枚になってメディアがいっぱいになっちゃうのでご注意を。
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老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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