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ビッグローブ、「ほぼ」が付かないスマホを7月投入、さらにウェアラブル端末も

2014年04月08日 11時46分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ビックローブは4月8日、MVNO回線を活用した音声通話対応のスマートフォンのサービスを7月から開始する計画であると発表した。事業方針説明会で、ビッグローブ株式会社の古関義幸代表取締役社長が明らかにした。

試作機が公開されたウェアラブル端末

 電話番号を持ち、ナンバーポータビリティにも対応する。料金などに関しては未定。「競争が激しい分野なので、直前まで悩むだろう」(古関社長)としつつも、4月1日から本体価格月額900円(税込み972円)に値下げして提供しているSIMカード(BIGLOBE LTE・3Gのエントリープラン)に「いくばくかの金額を支払うことで利用できるようにする」と話す。

 さらに古関社長は、開発中のウェアラブル端末やSSIDなどへの登録なしにSIMカードの情報からホットスポットに接続できるNGH(NEXT GENERATION HOTSPOT)にも2015年をめどで対応していくとした。

 開発中のウェアラブル端末はタッチパネルを搭載。現状ではAndroidベースで試作。Bluetoothを介してスマホなどを経由するのではなく、本体内に3GやWi-Fi通信機能を内蔵し、スタンドアロンで通信できる点が特徴。電池も大容量とし、1~2日の利用ができる見込みだという。端末に合わせて新しいサービスも企画。「キラーサービスをきちんと乗っけた形で、クラウド上で実現し、価格競争に陥らず商売をしたい」とした。

 「3ヵ月でサービスを乗っけて、モニターにテストしてもらって、検証して……という形で、製品化してもOKという判断が出せれば、最短で半年。気持ちとしては年内に商品として出したい。非常にチャレンジングなプロジェクトだ」と語った。

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