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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第31回

小笠原新島も!グーグルマップより見やすい? 「Yahoo!地図」を徹底解説

2013年12月12日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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表示できる地図は大幅に減った

 以前のバージョンでは11種類の地図が表示できたのだが、新バージョンでは3つに減ってしまった。標準の「地図」と航空・衛星写真の「航空写真」、鉄道網を強調表示してくれる「鉄道路線図」から選べる。「航空写真」は従来の「写真+注記」となり、写真のみの表示はできない。夜の道を歩いている時に画面を暗くする「ミッドナイト」やシンプル表示の「モノトーン」などが利用できなくなったのは残念だ。

 新宿駅など、地下がある場所では「地下街」の地図も活用できる。地下街の地図データがある場所では左上に階段のマークが出るので、タップして切り替えられる。

画面右上の地図変更ボタンをタップし、地図を選択する

通常の地図で新宿駅を表示したところ

「航空写真」モードは周囲の様子がわかる

「鉄道路線図」では鉄道網を地図上で正確に確認できる

「階段」アイコンをタップすれば屋内や地下の地図を表示できる

バードビューで建物を立体表示できる

 地図選択画面では、表示設定も切り替えられる。「雨雲レーダー」をオンにすると、地図上に60分先までの雨雲の動きを表示してくれる。天気が気になるときにはチェックしておきたい。「大きい文字」をオンにすると、文字が大きく表示される。屋外でチェックする際は見やすいので助かるところ。

 「バードビュー」は新バージョンで搭載された機能。ベクター方式なので、どの方向からでも建物のアウトラインを正確に表示できる。

「雨雲」は地図の上に重ねて表示される

文字サイズは標準と大サイズを切り替えられる

バードビューをオンにすると、斜め上からの視点表示になり、建物が立体的に描写される。高さもほぼ正確に再現されている

歩いている時に見やすい「振動感知」機能

 「振動感知」は、iPhone版限定の新機能。モーションセンサーを利用し、歩いている時に地図を見やすくしてくれる機能だ。文字が大きくなったり、地図が拡大して表示されるようになる。現在地や拡大縮小ボタンは表示されたまま。立ち止まると数秒でメニューが表示され、元の状態に戻る。

通常の画面

地図の切替ボタン、もしくは左上のメニュー画面をタップし、「振動感知」を選ぶ

歩き出すと、地図や文字が拡大され、メニューバーが非表示になる

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