パナソニックは10月2日、Androidスマートフォン/タブレットやiPhone、iPadを子機にできる無線LAN対応デジタルコードレス電話「VE-GDW03DL」を発表した。
価格はオープンで、発売は11月14日。
VE-GDW03DLは、固定電話回線に接続する親機(IEEE802.11 b/g/n対応)、専用のコードレス子機で構成。加えて、専用アプリ「スマートフォンコネクト for GDW03」をインストールした無線LAN対応の端末を最大4台まで、子機として登録できる。
対応する端末は、
- Android 4.0以降を搭載し、Google Playに対応したスマートフォン/タブレット
- iOS 5.0以降を搭載したiPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPad、iPad mini
で、受話口のないAndroidタブレットおよびiPadは、常にスピーカーホン通話となる。
これら端末が持つの電話帳を使って固定電話回線による発信ができるほか、固定電話回線の着信を受けることも可能だ。
コードレス電話の延長から始まったというPHSは、固定電話回線につないだ親機(ホームターミナル)の子機として使う「内線モード」という機能があった。VE-GDW03DLは、同様の機能をスマートフォンで実現するユニークな製品と言える。