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蓄積されたデータを可視化するOSSベースのクラウドサービスを提供

サイオス、トレジャーデータ対応のダッシュボードサービス

2013年08月30日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 サイオステクノロジーは8月29日、ビッグデータ処理/分析基盤のクラウドサービス「Treasure Data Platform」に蓄積されたデータをオープンソースソフトウェア(OSS)の活用により短期間で可視化する新サービス、「SIOS OSS Dashboard」の提供を開始した。

 米トレジャーデータが提供するTreasure Data Platformは、Hadoopベースの大容量データ処理基盤サービス(関連記事)。サイオスでは従来から、同サービスの販売および導入支援サービスを提供してきた。

 今回発表されたSIOS OSS Dashboardは、このTreasure Data Platformから必要なデータを取り出すための設定サポートや、可視化のためのダッシュボード機能をクラウド上で提供するサービス。これを利用することにより、顧客側作業が軽減されるとともに、3日から1週間程度での短期間導入が可能となっている。

 OSS Dashboard(標準仕様)のソフトウェア構成は、Linux、Apache、Ruby、Rails、PostgreSQL、ccchartなど。「Amazon EC2」を用い、ユーザーアカウントは最大5ユーザー、ユーザーデータ容量は最大30GBまでとなっている(データダウンロードは月間最大30GBまで)。

 なお、OSS Dashboardはオンプレミス導入することも可能で、既存データベースとの連携、ダッシュボードのカスタマイズなど、顧客の要望に合わせたシステム構築にも対応するとしている。

 標準仕様でのSIOS OSS Dashboardの価格は、初期導入設定費用が25万円、専用サイトの月額利用料が1万5000円からとなっている。なお、データソースとしてTreasure Data Platformの利用が前提となっており、同サービスの利用料は別途かかる。

SIOS OSS Dashboardの画面イメージ

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