ゲッコー・アンド・カンパニーは8月1日、米YEI Technologyの「イェイ立体空間モーションキャプチャシステム」の予約受付を開始した。
専用カメラ、スタジオ、スーツなどを使わず、17個の小型センサーでリアルタイムトラッキングを実現するモーションキャプチャーシステム。開発や制作現場での使用だけでなく、ゲームのキャラクターと同期させて楽しむこともできる。また、ヘッドマウントディスプレー「Oculus RIFT」などと組み合わせることにより、キャラクターと同化し、さらなるゲームへの没入感を味わうことが可能だ。
Oculus RIFTにも使用された技術「アンリアル・デべロップメント・キット」および「アンリアル・エンジン3」を採用する。ジャイロスコープ、コンパス、加速度計を小型センサーに内蔵しており、無線でユーザーの動きを追跡するという仕組みだ。ネットワークは2.4GHz帯(DSSS方式)のワイヤレス通信に対応する。そのほかUSB接続も可能だ。バッテリーはリチウムポリマー充電池を使用し、連続駆動時間は約5時間。
価格は54万8000円(送料を含む)。完全予約制で、出荷開始は8月25日を予定している。