VOCALODシリーズがついにMacに対応──。ヤマハは25日、音楽制作ソフト「Cubase」に歌声合成ソフト“VOCALOID”の機能を組み込める「VOCALOID Editor for Cubase NEO」を発表。新しい歌声ライブラリ「VOCALOD 3 Library」シリーズも「同 VY1V3 NEO」を皮切りに、Mew、ZOLA PROJECT、蒼姫ラピス、VY2V3などを順次Macに対応させていく。
価格はいずれもオープンプライスで、発売は8月5日以降順次。
この発表に合わせて、クリプトン・フューチャー・メディアが次バージョンの「初音ミクV3」をMacに対応させると表明。価格などの詳細は不明だが、予約受付を近日中に開始する。インターネットもMegpoid、がくっぽいど、Lily、CULなどを順次対応させていく予定だ。
なお「初音ミクV3」は、手にしたその日から音楽づくりが楽しめる、オールインワン・パッケージをうたっており、初音ミクの歌声には、オリジナル版「VOCALOID2 初音ミク」と「MIKU APPEND」から選抜したデータを磨き込んで複数収録。
歌声エディタの 「Piapro Studio」、音楽制作ソフトに加え、200種類以上の楽器を収録するなど、従来別途購入する必要があった音楽制作ソフト(DAW)が不要になるようだ。またデモソングの公開も予告されている。