ウィルコムは、「イエデンワ2 WX05A」「だれとでも定額パス WX01TJ」を7月31日から販売開始すると発表。今日18日から予約を受け付けている。
品切れ状態がつづいていた隠れた人気機種
後継機種の「イエデンワ2」がついに発売
まず、イエデンワ2は家庭用電話機型PHS「イエデンワ WX02A」の後継機。イエデンワは、ケータイには不慣れな世代にもなじみのある電話機スタイルで誰でも使いやすい機種。また、単3乾電池4本による動作も可能なため、自治体や企業などで災害対策用に導入されるケースも多い(関連記事)。
イエデンワ2では、新たに固定電話に接続する機能も搭載。自宅の固定電話とPHSをダブルで待ち受けできるほか、電話をかける際にどちらで発信するかを毎回選択可能だ。さらにハンズフリー機能も追加された。
公式ストアの「ウィルコムネットショップ」での販売価格は2万3520円(980円×24回)で、W-VALUE割引として同額が発生するため、実質価格は0円となっている。
AndroidスマホがPHSになるカード型端末も同日発売
「だれとでも定額パス」は詳細を本記事に掲載しているが、まったく新しい形のPHS端末だ。
カード型の本体はディスプレーやマイク、スピーカーを“持たない”PHSそのもの。それらの機能はBluetoothで接続するAndroidスマホ側でまかなうというスタイルだ。
Androidスマホ(Android 4.0以降)に専用ダイヤルアプリをインストールし、Bluetoothで接続する。そして専用ダイヤルアプリから発信するだけで、自動的にだれとでも定額パス経由で電話ができる。
だれとでも定額パスの本体価格も、ウィルコムネットショップでは2万3520円(980円×24回)で、W-VALUE割引により、実質価格は0円。基本料金は「パス専用プラン」(3年契約)が月490円で、ウィルコム宛の通話は24時間無料。1回10分/月500回までの国内通話が定額になる「だれとでも定額」(月980円)もオプションで追加可能だ。