コルグが、VOX製アナログコンパクトエフェクター「Tone Garage」シリーズの国内販売を開始する。
回路は、トランジスターや抵抗、コンデンサー、コイルといったアナログパーツによるフルディスクリート構成。エフェクトオフ時は、回路を通さずに原音をそのまま通過させるトゥルーバイパス仕様だ。ON/OFFスイッチには小信号用リレーを使用し、音痩せを抑制しているという。
同社が「Hi-Volt」と呼ぶ真空管回路技術を採用し、単3電池6本またはDC9Vアダプターのみで真空管(12AX7)を歪ませることが可能。12AX7動作時の電圧は200Vとなっている。ディスクリート回路の20Vという高電圧との相乗効果で、真空管アンプに近いダイナミックなサウンドが実現できるとしている。ボディはアルミダイキャスト製。高い耐久性もポイントだ。
ブースター「Flat 4 Boost」、オーバードライブ「Straight 6 Drive」、ディストーション「V8 Distortion」、アナログディレイ「Double Deca Deley」、オクターブ・ファズ「Trike Fuzz」の5種類をラインアップ。寸法/重量は共通で、約幅87×奥行132×高さ63mm/約420g。
価格は、Trike Fuzzを除く4機種が1万8900円で、Trike Fuzzが1万5750円。7月下旬の発売を予定している(Double Deca Delayのみ今秋発売予定)。