東芝は7月4日、無線LAN通信機能を搭載したSDHCメモリーカード「FlashAir」に16GBモデルを追加した。
同製品をデジタルカメラに挿入すると、撮影した写真をその場でスマートフォンやタブレットから閲覧できる。今回、新たに追加された16GBモデル「FlashAir W-02」(SD-WC016G)は、読み書き時に10MB/秒以上の転送速度を保証するSDスピードクラス「Class 10」に対応。これにより、一眼レフカメラなどの高解像度モードでの高速連写も実現するという。
また、無線LAN LSIのソフトウェアに改良をくわえ、写真データを転送する際の無線LAN通信の速度を約30%高速化したほか、デジタルカメラで撮影した写真をスマートフォンなどに自動更新表示する機能や、日付ごとに限定して写真を表示する機能なども備えた。
無線LAN規格はIEEE 802.11b/g/nに対応する。外形寸法は、約幅24.0×奥行2.1×高さ32.0mm。質量は約2g。
価格はオープンで、予想実売価格は5000前後を見込んでいる。7月6日に発売予定だ。