様々なパターンで電池の消費を見ると
HONEY BEEが総合で勝利
さらに3つのパターンで電池の消費を比較してみた。どの場合もWi-Fi接続中にテストし、Gmailのアカウントは同じだ。MEDIAS Wは折りたたんで1画面表示としている。
テスト1 24時間放置テスト
これは文字通り満充電状態で起動し、そのまま24時間放っておく、というテストだ。各機種とも起動後画面が消えるので、電池は減りにくいだろうが、メールの受信やウィジェットの通信など、バックグラウンドでは通信が生じているはず。
Optimus G Pro | MEDIAS X | HONEY BEE | |
---|---|---|---|
24時間放置後
の残量 |
68% | 51% | 80% |
これはHONEY BEEの圧勝だ。24時間後に残量80%。1時間に1%も減っていない。待受状態の理想の姿と言えるだろう。
一方、Optimus G Pro、MEDIAS Wはかなり電池を消費した。1時間に1.3~2%の消費だ。このわずかな差が長時間の放置では影響が大きい。
テスト2 5時間の連続音楽再生
同じ楽曲を5時間リピート再生し続けた。イヤホンを接続し、音量は中くらい。画面は消灯している。
Optimus G Pro | MEDIAS X | HONEY BEE | |
---|---|---|---|
5時間連続 再生後の残量 |
89% | 86% | 90% |
画面を消灯していることもあって、86~90%という電池残量。これなら音楽プレーヤーとして使っても安心だろう。ただし今回は音楽をmicroSDや本体メモリに保存しているので、ストリーミングで通信をしながら聴く場合は、当然さらにバッテリーが消費されるだろう。
テスト3 フルHD動画を1時間撮影
最後に3機種ともフルHD動画を撮影できるので、1時間撮影し続けることにした。ただし本体メモリや外部メモリの容量が足りなくなるので、録画が終了した時点で保存先を変更し、録画を再開している。
Optimus G Pro | MEDIAS X | HONEY BEE | |
---|---|---|---|
1時間動画 撮影後の残量 |
70% | 83% | 74% |
これはさすがに消費が激しい。強かったのはMEDIAS W。HONEY BEEとOptimus G Proは残量が70%台。とくにOptimusは本体もかなり温かくなっていた。
それでも3機種とも3時間程度は撮れる計算であり、ストレージの残量だけ気をつければ、運動会などのイベントでお子さんを撮影するのもよさそうだ。
この3本の追加テストから、HONEY BEEがもっともバッテリー残量が残っていると判断した。MEDIAS Wもかなり健闘したが、24時間放置テストが痛い。ホーム画面の変更等でかなり変わるかもしれない。
Optimus G Proは3000mAhという大容量を考えると、2機種に勝利してもよさそうだが、一方で5型の大画面ディスプレーでもある。それを考慮すると結果はそう意外でもないという印象だ。
最後に独自機能をチェックしてみよう。
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