「あのー、ヨツモトさんは、なんで磁気ブレスレットなんかしてるんですかー?」
などと言われたりしつつ、UPを使い始めて、はや5週間。日本での発売直後にアプリがアップデートして、他のさまざまなライフログ関連ツールとの連携が図れるようになりました。
前回は「Jawbone UP」がイージーなライフログ取得ツールである一方、根本的なところで大問題が、といった趣旨のご報告をいたしましたが(関連記事)、今回もそれは同じです。就寝前にボタンを押して「起床モード」から「就寝モード」へ切り替えるという、UPを使う上で必須の操作を忘れて寝てしまうのは、すでに常態化しております。
おかげで睡眠データが取れるのは1週間に1度くらいという有様。このようにして日々、己のダメさを確認し続け、悶々と暮らし続けているのであります。これは一体何のためなのかと自問しながら。
「おいこらたまには動けボケ!」と知らせてくれるアイドルアラート
ところがよくしたもので、モードの切り替え忘れの予防に使える機能が、ちゃんとUPにはありました。
「アイドルアラート」という機能です。簡単に言うと「運動不足お知らせ機能」。動かずに一定の時間じっとしていると「おいこらたまには動けボケ!」と言わんばかりに、バイブレーターが鳴動いたします。当たり前ですが、このアイドルアラートが有効になるのは、起床モードの時に限ります。
よって、このアイドルアラートを常時オンにしておけばいい。もし起床モードのまま寝てしまったら、アイドルアラートが発動してバイブレーターでたたき起こしてくれる。そうしたら軽く舌打ちでもしながら就寝モードに切り替え、そのまま寝ると睡眠時のログがバッチリ取れます。
ところが、アイドルアラートにも問題があります、いまこうして原稿をタイプしている程度では「動かずにサボっている」と判断されてしまう。ゆえに一定時間おきにバイブレーターがブーブーと震えっぱなしに。そのたびに立ち上がって何か運動するというのも、どうにも滑稽な感じがしていかんのであります。
かようにウザい感じで、結局のところアイドルアラートはオフにしてしまうわけです。すると、就寝モードへの切り替えも忘れる。だから睡眠のログも取り損なう。いまだこの繰り返しから脱しておりません。